Transporter2018
ドライビングポジション

ドライビングポジション

 シート位置が高くダッシュボードが低いため、視界は非常に広い。ガンダムからガンダムMarkⅡに乗り換えたくらい違うのではないかと思う程の視界の広さである。もちろんシート高も1mを超えているし、サイドミラーは大きいし2画面なので、安全に運転しやすいという点では100系ハイエースを上回るし、200系ハイエースよりも確実に上である。サイドミラーは全く首を動かさなくても目線の移動だけで見えるということは、運転中常にサイドミラーも確認し続けられるのである。但し、外からも良く見えるという点は人によってはマイナスだろう。助手席などはシートの座面とドアのガラス下端が同じくらいである。そしてハンドルのチルト機構の可動部の高さと運転席座面の高さとの関係上、あまりハンドルを立てられない。最大に立てると脚が入らない。よって、ある程度寝かせないといけないので、普通にシートに座った状態だとハンドル上部まで手がギリギリ届かないのである。片手でクルクル回すためには、シートから背を離してわすかに前傾しなければならず、楽というよりはこれもまた安全に振ったポジションだと言える。